Excel関数講習会

2018年度最後の自主ゼミです。

 

まず,ホワイトボード・ミーティング®の,ペア・コミュニケーションと,定例進捗会議をしました。

 

続いて,学校業務で役立つかもしれないExcel関数を学びました。

今回は,『学び合い』の理論と手法を用いて,関数の意味を5つレクチャーしたあとは,「はい,どうぞ」で90分間,参加者同士で学び合う学習デザインをしました。

 

前半は,基本的な関数です。
sum,averageくらいは予想通り順調に行きましたが,lankあたりから,「全部順位が1になる」などの声が聞かれました。

一方で,「まとまりはコピーすると一緒に動くんだ」,「最後の人は自分しかいないから1位になるんだ」,「番地がずれていないか,しっかり確認する」といった声も聞かれました。

 

途中から,DA PUMPの曲にのせてレクチャーをするゼミ生もいました。
近くで見ていた私としては,少し寂しい気持ちもありましたが,これが「学習者主体」なのだと思いました。

 

後半は,少し難しい関数です。
ifとvlookupの2つと,今日学んだ関数の1つを使い問題を作成し説明することを課題としました。
この辺りは,「も・が・ひ(目標と学習と評価の一体化)」です。

 

最後に,KPTで振り返りをしました。
K(keep)は,続けること。
P(problem)は,改善すること。
T(try)は,進行役が今後挑戦すること,です。

 

参加者には,KとPを付箋に書いて,ホワイトボードに貼ってもらいました。

Kでは,「最初は丸投げ感があったけど,結果ちょうどいい」,「適度な難易度」などの意見がありました。
Pでは,「もしも誰も解くことができなかったら」とあり,「最初に配布した模範解答を見て進める」ことを話しました。


一方,「遅れていて聞きづらい」という意見もあり,自分の声かけ不足を感じました。

 

これにて2018年度の阿部研究室のゼミは全て終了になりました。
最後に,ホワイトボード・ミーティング®,『学び合い』,そして「もがひ」という,阿部研究室のメインコンテンツをできたので,良かったかなと思いました。

 

M1 おざわ