2023年度も始まります

 新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。
 阿部研究室ゼミ長の、種田です。入学されたM1の学生を意識した内容となりますことを、ご承知おきください。

 まずは阿部研究室について、関心をお寄せくださってありがとうございます。だというのに、情報が少なく、ゼミの様子を見ることもできず、不安にさせてしまっていることと思います。実際の雰囲気を感じてもらう機会が設けられず申し訳ありませんが、できる限り阿部研究室について知っていただけるように準備しておりますので、本ブログまたはInstagramにて続報をお待ちいただけますと幸いです。
 オープンゼミの予定を無しとしたことについては、ゼミを行う時間がなかなか決定できず、ご案内に間に合わなかった背景があります。なので、門戸を閉ざしているだとか、そういったことは断じて!一切!100%ありませんので!!


 そんな第1回のゼミは、4月7日の4限から行われました。
 学部生には3月中、それぞれの興味関心から、書籍・論文を計30点リストアップすることが課されていました。それをゼミ生で見合い、コメントを残す活動を通して、それぞれの関心ごとを知れたとともに、私自身も学びの位置を確かめながら進んでいくことの重要性を感じました。

 また、論文を「もがひ」、つまり「目標と学習と評価の一体化」の視点から整理する方法を実践しました。
 論文をもがひの視点からみると、目標は「研究で何を明らかにしたいのか」という「目的」、評価は「研究で何が明らかになったのか」という「結果」、学習は「どんなことをしたのか」という「方法」へと整理されます。

 論文の内容理解への一方法として学びになったほか、研究を考える際にも、目標と評価、つまり目的と結果が合致しているか、そのための方法として適しているか、と考えると良いと思えました。
 
 このような内容でスタートしたネオ阿部研究室。大学院生としては物足りない印象かもしれませんが、原点に立ち返り、ここから理論に基づく実践知の獲得へと向かっていきますよ!
 
 
 阿部ゼミは毎週金曜日、14:40から!来週14日は学校支援プロジェクトの説明会でお休みです。次回は21日、内容はゼミ生の関心のある論文を、もがひの視点で整理したものを共有する予定です。
 阿部先生のブログもご確認ください。先生のゼミなどに対するお考えに触れることができます。
種田